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図鑑 論文

図鑑 論文
生物を知見するにおいて、専門書籍、論文は欠かせません。
でもそれは机上の知識としてのものです。
本当の知識とは体験からくるものと私は思います。
簡単に合えば・・・採集です

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上の論文は、個人、大学、博物館問わず、ご必要とされる方にはさしあげます(発送はヤマト運輸送料着払い)。送料のみ、ご負担お願い致します。

【机上での知識で図鑑を作る】
参考文献が間違っているなら、そのまま間違いを受け継いでいきます。
例えば魚類図鑑ではホホジロザメが12mと長い間記されてきました。
普通に考えてもおかしな事ですが、机上の知識ではそれが起こるのです。

  [日本産クワガタムシ大図鑑]より、コクワガタのプレート

   九州周辺の離島
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   伊豆諸島
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            本土、一部離島
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そもそも図鑑などの書籍自体が論文であり、個別に論文として別枠で発表することもありません。
通常、図鑑を作成するには何百万~時には一千万円もかかり、この発表の仕方は一般ではなく、個別発表の場として論文があるのも一つです。
また、雑誌に載せる方法も多くの方が目にすることから有効とされ、近年盛んにおこなわれています(科学雑誌ネイチャー等)。

【私の仕事】
私は分類などには興味がうすく、もっぱら採集ばかりです。
それでも、採集していれば自然と知識が備わります。
それは前記の机上の知識とは異なり、実際の知識、真実の知識となります。
得た知識の中で、例えばこれは新種(新亜種)と確信したなら、通常の研究者ならば分類をするでしよう。
私は多くはそれをすることなく、“提示”のみをしてきました。
その主なものは[日本産クワガタムシ大図鑑]です。
図鑑では、これは違う、これは異なる種だというのを分かりやすく提示しました(主に九州周辺の離島・伊豆諸島)。
そして誰がそれに着手するのかを楽しみにしていました。
そして今現在、その全てが分類されています。

実際には私が描いた分類図よりも多く、やりすぎかな・・・と感じるに部分もあるものの、喜ばしいことと思っています