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クワガタム博物館 リノケロスの検討

クワガタムシ 博物館 1】
リノケロスの検討

スマトラ産のリノケロスは大顎が強く湾曲することで知られています。
しかし、一部で見られる個体群は大顎はまっすぐに伸び、従来の個体とはだいぶイメージが異なります。

イメージ 1
バロン
イメージ 2
ガルーダ

個体群の特徴は安定しており、亜種に分類できるレベルです。
私は13年ほど前に、従来の湾曲した大顎のものを“バロン”、大顎のまっすぐなものを“ガルーダ”とそれぞれインドネシアの神の名を付けました。これは分類上での名ではなく、区別する意味での名前となります。