ルリボシカミキリ 図鑑 [斑紋の変異]
ルリボシカミキリ 図鑑
【斑紋の変異】
ルリボシカミキリは夏期の発生シーズンには大量に見られる普通種です。
そして、たくさん見られるということは[特殊個体の発見率も高い]ということです。
特殊個体:左端はノーマル・隣はワンポイント・その隣は面・右端はオジサン。
ワンポイントは上翅合掌基部に黒色の小斑紋が現れた個体です。
発生率は30頭に1頭程です。
オジサンは見てのとおり、太い眉毛と口髭をそなえたオジサンに見えることからです。発生率は50頭に1頭程です。
特に画像の様に、眉の上下が垂れ上がりしたものは稀です。
面は前方の黒班が画像個体の様な形になったものを言います。
発生率は100~300頭に1頭見られるかどうかの珍品です。
今回は3型の特殊個体(斑紋の変異)を紹介しましたが、これ以外にも様々な変異
が見られます。
採集、見学時に、これらに注視すると、昆虫採集が一層面白くなることと思います。