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ヒグマ 頭骨 から見た雌雄の差異。

ヒグマ頭骨から見た雌雄の差異(データ表)

生物の多くは♂は力強く、♀は優しい姿をしています。
例えば昆虫(クワガタムシ、カブトムシなど)、甲殻類(ザリガニ、カニなど)がそれです。
哺乳類も♂の方が特化し、その特徴をよく現しています。
偶蹄類(シカなど)は♂は♀には見られない大きな角を備え、クワガタムシ英名が“Stag  beetle ”(雄鹿)と言われているのが解ります。
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                クワガタムシは雌雄の差異が大きいです。

ヒグマ頭骨から視る♂の特徴

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                          ヒグマ♂ A
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                                                              ヒグマ♂ B

 [ヒグマ♂A]       
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                メジャー計測  頭骨長:44cm(不正確)
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                ノギス計測  頭骨長:41.1cm(正確)
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                ノギス計測  頭骨幅:26.8cm


[ヒグマ♂B]
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                メジャー計測  頭骨長:42.5cm
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                ノギス計測  頭骨長:40.1cm
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                ノギス計測  頭骨幅:24.1cm

[ヒグマ♂♀の差異(表)]

頭骨長34cm       ♂幅18cm     ♀幅14cm
頭骨長36cm       ♂幅20cm     ♀幅16cm
頭骨長38cm       ♂幅22cm     ♀幅18cm
頭骨長40cm       ♂幅24cm     ♀-
※一般的な平均で、太い♀は見られませんが、極希に細い♂が現れます。
※長くなるにつれ、幅率が増すのは、老成した個体がより横幅がでて、ゴツクなるとによるものです。

ツキノワグマの頭骨から視る♂♀の差異]
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                左♂右♀:頭骨長はほとんど変わりませ
           んが、横幅、骨の厚み、ゴツさに差が現
           れます。